性交痛の主な原因はエストロゲンの分泌低下です。
エストロゲンが減ると、腟や粘膜、関節に影響を与え、性交痛をおこします。
そのほかにも性交痛は、婦人科疾患(子宮内膜症、バルトリン腺のう胞、カンジダ性腟炎など)、泌尿器科疾患(膀胱炎、尿道炎など)、外科疾患(憩室炎、痔核など)、整形外科疾患(腰椎椎間板ヘルニア、変形性股関節症など)、皮膚科疾患(外陰炎、性器ヘルペス、性感染症など)、ペインクリニック疾患(神経因性疼痛など)、表皮や粘膜、腟などの物理的外傷、心理的要因などでもおこります。
『エストラジオール』は最強の女性ホルモン『エストロゲン』の最大活性物質です。
エストロゲンは、細胞を老化から守り、ハリ、つやの肌を保ち、女性の美と健康に作用する女性ホルモンです。エストロゲンには、エストロン、エストラジオール、エストリオールの3種類があります。エストラジオールは、エストロゲンの最大活性成分です。
エストラジオール配合の美容エッセンスおよぶクリームに含まれるエストラジオールは、原材料から製造まで日本製です。
閉経前の女性に豊富に存在する「エストロゲン」の最大活性物質で、女性らしい美しい肌を作り、その美しさを保つ働きがあります。
40歳以上で性交のある6割の日本人女性が性交痛に悩んでいます。
日本全国47都道府県に住む40代以降の女性1万人(平均年齢55.9歳±9.4歳:40~90歳)を対象にした、性器や泌尿症状の調査があります。*
その1万人のうち、2人に1人はデリケートゾーンに何らかの症状があると答えました。40代以上の日本人女性には、3人に1人に性交があります。そして、性交がある女性の59%の方が性交痛を感じていました。
*太田博明:閉経後性器泌尿路症候群の病態と治療.BEAUTY #4 Vol.2 No.3:29-37,2019.
かまいません。しかし、潤滑ゼリーにも副作用があります。
医療機関が性交痛の治療指針に使う『HRT(ホルモン補充療法)ガイドライン2017年度版』では、性器萎縮症状がある閉経後女性の性交痛に対して一番効果があった方法は、低容量エストラジオールの腟内投与となっています。その効果は、治療開始から1~3ヶ月の間に最大効果が得られました。
また、『産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編』においても、性交痛にはエストロゲン療法が効果的だと記されています。潤滑ゼリーを用いることも記載されていますが、この潤滑剤(シリコン、ヒアルロン酸、オイルなど)によってかえって刺激、炎症を引き起こした報告もあります。
富永ペインクリニック性交痛外来で用いられている化粧品です。
エストラジオール(女性ホルモン エストロゲンの最大活性成分)が女性の健康をサポートします。女性ホルモンは30代以降、年々減少していきます。特に50歳前後からは一気に減少していきます。失われていく成分を継続して補充し続けることが大切です。
1日1回、夜にお顔、ボディー、デリケートゾーンにお使いください。重症な方は、朝夕2回のご使用をおすすめします。
エストラジオール配合のクリームをおすすめします。
エストラジオール配合の美容エッセンスは、チュベローズの香りがします。チュベローズは、花香の中でも最もセクシーで女性の魅力を引き出すといわれるほど艶やかな香りのする花です。性交中に香りが漂ってくる場合があります。
相手に知られたくない場合には、無香料のエストラジオール配合のクリームをおすすめします。体質改善を目的とした美容化粧品ですので、毎日一定量を塗布いただくことで効果を発揮します。
ご使用いただけます。
しかし、性交痛を感じられている方の場合には、デリケートゾーンの皮膚が薄くなっており、エストラジオール濃度が濃すぎて、皮膚に刺激感がでる場合があります。市販のヘパリン類似物質クリームで薄めて使用いただくと効果的です。
また、
には、皮膚科専門医の受診をおすすめします。
エストラジオール配合の美容エッセンスおよびクリームは化粧品です。化粧品成分となりますので、お薬を飲まれている方にも安心してご使用いただけます。
「うるおい不足」の症状には、「潤滑ゼリー」を使用しております。
TMCでは『Dr.ESTRA』(医薬部外品)を診療に使用しております。
Dr.ESTRAはエストロゲンの有用成分であるエストラジオールを薬事法許容最高濃度まで配合し、医薬部外品を取得した商品です。
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